この本にもっと早く出会えていたらもっと早く人生が良くなっていたかもしれないな・・・
人との関係性も、時間の大切さも、考え方も変わっていたかもしれないなぁ・・・もっと
いい本に出合った時にこのように感慨深い気持ちになった事はありませんか？
✅ 本記事の内容
・子供に贈りたい本を選ぶ理由
・年齢別におすすめの名作３選
・まとめ
目次
子供に贈りたい本を選ぶ理由
■本とは自分より先に生きた人、
経験していない事を経験した人の体験であり、
そこからその人が思いいたった１つの考え方であり、
その人の人生の一端を追体験するものである。
本との出会いが人生に与える影響
文字を文章にする事は他人の人生や考え方の追体験をする事が出来ることにより、
自分の人生のヒントとなり
何倍もの速さで経験の一部や人の考え方を垣間見る事が出来るツールである。
そのツールを使う事によって幅広い知識や心の豊かさ、
時には悲しみや苦しみを感じる事ができ人生をより豊かにしてくれると思います。
本とは人類最大の発明の一つではないでしょうか？
それを使うか使わないかで大きく人生は違う物になると思い娘には
本を活用しより豊かな人生を歩んでほしいと願っています。
大人になってからこそ分かる物語の深さ
【結論】読み物としての楽しみという物から自分の考え方に影響を与える物となった瞬間にその本の奥深さに思い至る。
最初に紹介している本『goodluck』は
最初読んだ時の感想は
『なるほど！！』
と頷ける内容なのですが
何度も読むうちに
もしこの物語を現代の実世界に置き換えた時
この主人の行動はどのような事なのか？
自分は今主人公のような行動をとる事が出来ているのだろうか？
今の自分に足りていない事を考え始めた時にこの本が
自分の身になっているのを感じるようになる。
年齢別におすすめの名作３選
中学生の心に響く成長物語
■ 【 Good Luck 】 アレックス・ロビラ著
このgoodluckという本は娘に渡す為にすでに新品を買い置きしている本のうちの一つだ。
この本の内容はとても分かりやすく物語で書かれている。
そもそもこの本は著者アレックス・ロビラ氏が自分の子供のために
「運」とは何か？
という事を分かりやすく書いた本である。
間違ってほしくないのが決してスピリチュアルな内容の物ではない。
掴みどころがなく、目には見えない「運」という概念を
とても分かりやすくそして深く学べる本になっている。
私もこの本は何度も読み返しており今までで一番繰り返し読んだ本だと思う。
この本は本を読むのが早くない私でも１～２時間で読めるような本である。
もしこの本に興味も持った方は是非一度読んでほしいと思う。
高校生で読んでほしい、人とのつながり方が分かる本
■【 人の動かす 】 デール・カーネギー著
初版は1936年に出版された。
「人を動かす」という題名は少し傲慢に聞こえるが
中身はまるで違う。
この本は、人間関係やコミュニケーションの重要性を
どれほど大切でどのようにアプローチすればいいのかが描かれている。
本書では、効果的な人間関係を築くための30の原則が紹介されおり、
これらは、ビジネスシーンから私生活まで広く応用可能な内容となっています。
多くの例を示しながら飽きずに読めるような構成になっており
とても引き込まれる本となっている。
現代でもその知見はとても参考になる。
相手を理解し、共感することが根底にあるからこそ周りの人にやさしくなれる理由や
相手との距離感などにも非常に参考になる。
「人を動かす」はさまざまな場面で人間関係をより良くするための道しるべとなる１冊。
大学生で読んでほしい人間を深くする本
■ 【 夜と霧 】 ヴィクトール・E・フランクル著
こちらは設定から少しヘビーな内容の本なのだが
是非一度は読んでほしい本の一つだ。
そもそも設定が
第二次世界大戦中にナチスの強制収容所に収監されていた経験を記録し、
困難な状況の中でも希望を持ちながら生きることの意味を探求しています。
元々精神科医という職業から
実際に歴史上最悪と思われるような
まさに地獄である「アウシュビッツ強制収容所」に実際に投獄され
その中で経験したこと、周りの人間模様がとても生々しく描かれている。
地獄のなかで囚人たちがどのようにして苦難を乗り越え、
どのように生きる目的を見出したかを考察し
「人間の意志の力」がどれほど重要であるかを強調し、
逆境においても目的を持つことが重要かを
示している。
そして僕が何よりも驚いたのは
ラスト数ページである。
これは人間の色々な感情や行動、その他さまざまの事を考えさせられる。
是非こちらも子供には一読して考えてほしい１冊である。
本との出会いのタイミング
■大学生の時に初めてハードカバーの本を買って読みました。
とても遅い本デビューだったのですが
その時に読んだ
『ヘブンズドア』 高橋 歩 著
という本が僕の人生を変えた１冊。
その当時、漠然と未来を考えていた時に
世界はもっと自由でいいんだ！
という世界を教えてくれた本で
この本と出合ったから
自分でいつかは仕事をしたいと思い
その通り今は自分で仕事をしています。
高校生の時に読んでいても響かなかったかもしれないですし
就職してから手に取っていたら
自分で仕事をする方に舵を切る事は出来なかったかもしれません。
出会いとタイミングとは本当に不思議な物です。
子供の成長に合わせた贈り方
娘に小学３年生の時に『Good Luck』を読ませた事があるのですが
まだ習っていない漢字ばかりで思うように読めなかったようでした。
そこでこの本はもう少し大人になってから読もうねと言いました。
その時に早ければいいというものでもないという事に気が付きました。
【まとめ】親から子へ贈る心の財産、読書という特別な贈り物
親から子供にしてあげられる事はとても多くて、
とても少ないと子育てをしていたらつくづく思います。
なぜなら親から子供にしてあげられる事は
成長するとともに少なくなっていく上に
きっかけを与える事とサポートする事しか出来ないから
変わりをしてあげる事は決してできないから。。。
その為に心の財産となるようなきっかけの１つとして
本を子供に送る事が出来たら
人生がより豊かになるきっかけになれば
親としてこれほど嬉しい事はないのではないでしょうか？
